浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 六十余州名所図会 伊豆 修善寺湯治場』
制作日:2026年1月4日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は歌川広重の《六十余州名所図会》にも描かれた伊豆・修善寺温泉。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、桂川を眺める笑顔の少女を通して、温泉街に漂う穏やかな賑わいをそっと描いています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
修善寺温泉(しゅぜんじおんせん)は、伊豆半島で最も古い歴史をもつ温泉地の一つで、平安時代に弘法大師・空海によって開かれたと伝えられています。温泉街の名の由来となった修禅寺とともに歩んできたこの地は、鎌倉時代には源氏や北条氏ゆかりの地としても知られ、源頼家が幽閉された場所として、今も歴史の陰影を色濃く残しています。
温泉街の中心を流れるのは、狩野川の支流・桂川。川沿いには温泉宿や飲食店が軒を連ね、河原には修善寺温泉の象徴ともいえる「独鈷の湯」が湧き続けています。弘法大師が独鈷で岩を打ち、湯を湧き出させたという開湯伝説は、この土地の信仰と暮らしが深く結びついてきたことを今に伝えています。
また、修善寺温泉は「伊豆の小京都」とも称され、竹林の小径や修善寺回廊といった景観整備された遊歩道が、しっとりとした情緒ある空間を形づくっています。夏目漱石や芥川龍之介をはじめとする文人墨客がこの地を訪れたことも、修善寺が単なる湯治場にとどまらず、心を休める場所として愛されてきた理由の一つでしょう。
本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、桂川の流れや温泉街の建物が織りなす景観を取り込みながら、修善寺温泉が育んできた歴史と安らぎの空気を、浪漫版ならではの情緒とともに再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年4月25日
撮影地:修善寺温泉
仕事の関係で浜松に暮らしていた当時、伊豆半島へツーリングに行った際に撮影した写真になります。
伊豆半島の観光地はいくつか訪れたことがありましたが、こちらは温泉街として風情ある雰囲気があり、伊豆の新たな魅力を知った場所として記憶に残っています。
岩場を流れる桂川、赤い橋や建物の構図が温泉街らしくて印象深かったため、本作のベースとして採用しています。
位置情報
所在地:静岡県伊豆市修善寺
現地名:修善寺温泉
その他
伊豆市については、別ブログ「Explore Romance」で、現代の伊豆に存在する珍スポットの現地レポートも紹介しています。興味があればのぞいてみてください!


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