浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 東海道五十三次 島田 大井川の川越し』
制作日:2026年1月20日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は歌川広重の《東海道五十三次》に描かれた島田宿・大井川の川越し。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、モニュメントに座る着物姿の少女を通して、江戸時代に行われていた大井川の川越しへの郷愁を、そっと描いています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
島田宿(しまだしゅく)は、東海道五十三次の23番目の宿場として、現在の静岡県島田市に位置していました。大井川の左岸、すなわち江戸側に設けられたこの宿場は、増水によって川越しが禁止されるたびに、多くの旅人が足止めされる場所でもありました。お伊勢詣りや上方を目指す人々が滞留し、時には江戸に匹敵するほどの賑わいを見せたと伝えられています。
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と詠われたように、大井川は東海道屈指の難所でした。江戸時代を通じて橋や渡し船の設置が禁じられ、旅人は川越人足に肩車をしてもらうか、輦台(れんだい)と呼ばれるみこし状の乗り物に乗って渡るほかありませんでした。この独特な渡渉方法を管理・運営するため、元禄9年(1696)には川越制度が整えられ、料金所である川会所や、人足たちの待合所である番宿が置かれるようになります。
現在、当時の川越しの様子を伝える島田宿大井川川越遺跡は、昭和41年(1966)に国の史跡に指定されました。遺跡内には、川会所や番宿などの建物が復元され、川越制度の仕組みや、人足たちが支えた東海道の往来を、具体的な風景として今に伝えています。
本作では、現地で撮影した写真をもとに、AI技術とPhotoshopを組み合わせ、島田宿と大井川川越しの風景を題材にした浪漫版イラスト作品をまとめています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年2月28日
撮影地:島田宿 大井川川越遺跡
仕事の関係で浜松に暮らしていた当時、ツーリングで訪れた際に撮影した一枚です。
川越遺跡には、予想以上に古い家屋が多くあって見どころがある一方、他の観光客がそこまで多くなかったことが記憶に残っています。
大井川の川越を伝えるモニュメント全体がきれいに写っており、島田宿の特徴がこの1枚でしっかりと伝わるため、本作のベースとして採用しています。
位置情報
所在地:静岡県島田市河原1丁目14−4
現地名:島田宿 大井川川越遺跡

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