《浪漫版 六十余州名所図会》『尾張 津嶋 天王川』

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浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 六十余州名所図会 尾張 津嶋 天王川』

制作日:2026年1月21日

本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。

題材は歌川広重の《六十余州名所図会》にも描かれている、かつて尾張・津嶋に存在した天王川。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。

キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、藤の花と天王川のほうを見つめる少女の姿を通して、風景そのものにそっと視線が導かれる構成としています。

また、本作では藤の花を描くことに初めて挑戦し、静かな川辺の光景に華やかさを添えることを目指しました。

技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop

名所について

天王川公園(てんのうがわこうえん)は、愛知県津島市に位置し、かつて町の中央を流れていた佐屋川の支流・天王川の名残である「丸池」を中心に整備された水辺の公園です。江戸時代まで天王川は水上交通の要衝として津島の繁栄を支えてきましたが、土砂の堆積によって入り江となり、現在の姿へと変化しました。こうした歴史を背景に、天王川公園は市民の憩いの場として親しまれています。

公園の景観は四季折々に表情を変え、春には桜、初夏には睡蓮が咲き誇ります。なかでも4月中旬から下旬にかけて開催される「尾張津島藤まつり」は、津島が古くから「藤浪の里」と呼ばれてきたことを今に伝える行事です。全長約275メートルにも及ぶ藤棚に咲く藤の花は、公園を代表する風景として多くの人々を魅了してきました。

また、天王川を舞台として行われる尾張津島天王祭は、日本三大川祭りの一つに数えられる津島神社の祭礼で、江戸末期の『東海道名所図会』にも「津島祭」として記されています。7月第4土曜日の宵祭と翌日の朝祭には、提灯を飾った巻藁舟や車楽舟が川面を進み、川とともに生きてきた津島の歴史と信仰を今に伝えています。

本作では、現地で撮影した写真をもとに、AI技術とPhotoshopを組み合わせ、天王川公園の水辺の景観と、藤まつりや天王祭に象徴される季節と歴史の重なりを、浪漫版として再構成しています。

出典:国立国会図書館デジタルコレクション
歌川広重《六十余州名所図会 尾張 津島天王祭り》
https://dl.ndl.go.jp/pid/1308310

作品の元になった現地写真

撮影日:2019年7月7日

撮影地:天王川公園

仕事の関係で名古屋に暮らしていた当時、初めてツーリングで遠出したときに撮影した写真になります。
オートバイで普段の生活圏から脱して見る光景は何もかも新鮮でとても楽しく、これを足掛かりに本格的にツーリングをしていくことになりました。

かつての天王川の名残である丸池や赤い橋、そして季節には咲くであろう藤棚の構成が印象深かったため、本作のベースとして採用しています。

位置情報

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この記事を書いた人

AIとPhotoshopで浮世絵風アートを制作しているHaseoです🎨
江戸時代の浮世絵に描かれた風景や文化、美人画などを、現代の感性で描き直し、新しい浪漫を表現します✨

また別ブログでは、珍スポットの現地レポートもしています👇
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