浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 東海道五十三次 三嶋 大社門前』
制作日:2026年1月29日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は歌川広重の《東海道五十三次》にも描かれた三嶋大社。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、着物姿の少女の姿を通して、静かな三嶋大社の門前で、これから何かが始まりそうな気配を重ねています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] counterfeitV30_v30
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
三島宿と三嶋大社について
三島宿は、東海道五十三次のうち江戸日本橋から数えて十一番目の宿場町で、古くから伊豆の中心地として栄えてきました。東に箱根八里という難所を控えていたことから、多くの旅人がこの地で足を止め、宿場には旅籠が軒を連ねていたと伝えられています。
三島はまた、南へ下田街道、北へ甲州道(佐野街道)が分岐する「四ツ辻の町」として、人や物、文化が行き交う要所でもありました。中世から版行され、江戸時代には土産物として知られた「三嶋暦」は、こうした四ツ辻文化を象徴する存在のひとつです。富士山の伏流水が市中の各所に湧き出すことから、水の都としても知られています。
この宿場町の発展と深く結びついてきたのが、伊豆国一宮である三嶋大社です。静岡県東部、伊豆半島の付け根に鎮座する三嶋大社は、古代より伊豆国の中心的な信仰の場として崇敬を集めてきました。境内の大鳥居前を旧東海道が通り、門前町と宿場町が一体となって発展してきた歴史を今に伝えています。
祭神である三島大明神(大山祇命)は、富士山や伊豆諸島など火山とゆかりの深い神として信仰され、武家から庶民まで幅広い崇敬を受けてきました。境内には重要文化財に指定された社殿や、天然記念物のキンモクセイなどがあり、信仰と自然、宿場町の歴史が重なり合う景観を形づくっています。
本作では、三島宿と三嶋大社が育んできた街道と信仰の重なりを背景に、現地で撮影した写真をもとに、Stable DiffusionとPhotoshopを組み合わせ、門前に残る東海道の記憶を浪漫版として再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年4月3日
撮影地:三嶋大社
仕事の関係で浜松に暮らしていた当時、静岡県東部へツーリングした際に撮影した写真になります。
江戸時代の浮世絵への関心が高まっていた当時、三嶋大社が東海道五十三次に描かれているほどの名所だと知り、実際に足を運んだ記憶が強く残っています。
堂々とした鳥居と、三嶋大社と書かれた石標、咲き誇る桜のバランスが印象深かったため、本作のベースとして採用しています。
位置情報
所在地:静岡県三島市大宮町2丁目1−5
現地名:三嶋大社

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