《浪漫版 東海道五十三次》『舞坂 今切ノ渡し之図』

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浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 東海道五十三次 舞坂 今切ノ渡し之図』

制作日:2025年9月17日

本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。

題材は歌川広重の《東海道五十三次》に描かれた舞坂・今切の渡し。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。

キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな佇まいを表現しています。
本作では、海へと歩み出す少女の後ろ姿を描くことで、渡し場に漂う静かな気配と、旅の始まりを思わせる余韻を添えています。

技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop

名所について

舞坂宿(まいさかしゅく)は、東海道五十三次の30番目の宿場として整備され、古来より浜名湖畔の交通の要衝として栄えてきました。
室町時代の大地震により湖と外海を隔てていた砂州が決壊し、海とつながった水道は「今切」と呼ばれるようになります。この今切を渡るための渡船場が置かれたことで、舞坂宿は旅人で大いに賑わう宿場となりました。

江戸時代、舞坂宿は対岸の新居へ渡る「今切の渡し」の拠点として重要な役割を担っていました。湖岸には渡船のための雁木(がんぎ)が整備されます。

その中でも、大名や幕府要人が用いた 北雁木 は現在まで残る唯一の雁木で、石垣と石畳が往時の姿を今に伝えています。舞坂宿が東海道の要衝として栄えた歴史を象徴する遺構です。

本作では、現地写真と AI 技術・Photoshop を組み合わせ、舞坂宿と今切周辺が持つ旅情と水辺の静かな風景を、浪漫版らしい情緒とともに再構成しています。

出典:歌川広重《東海道五拾三次之内 舞坂 今切真景》
東京富士美術館蔵 「東京富士美術館収蔵品データベース」収録
https://www.fujibi.or.jp/collection/artwork/04351/

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年3月7日

撮影地:舞坂宿 渡船場跡 北雁木

仕事の関係で浜松に暮らしていた当時、ツーリングで訪れた際に撮影した一枚です。かなり寒い日だったことをよく覚えています。
手前に立つ常夜燈と、海へと続く石畳の構図が印象的で、今回の作品のベースとして選びました。

ショート動画

位置情報

関連記事

作品のモチーフとなった舞坂宿の渡船場跡・北雁木について、実際訪問したときの現地レポートを別記事で紹介しております。作品とあわせて、現地の空気感を感じていただければ幸いです。

その他

舞坂宿は現在の浜松市西部にあたり、別ブログ「Explore Romance」では、現代の浜松で見つけた珍スポットを現地レポートとして紹介しています。興味があればのぞいてみてください!

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この記事を書いた人

AIとPhotoshopで浮世絵風アートを制作しています🎨
江戸時代の浮世絵に描かれた風景や文化、美人画などを、現代の感性で描き直し、新しい浪漫を表現します✨

また別ブログでは、珍スポットの現地レポートもしています👇
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