浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 東海道五十三次 箱根 関所 之図』
制作日:2025年10月7日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は東海道五十三次の38番目の宿場町・箱根の関所。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、階段から振り返る少女の姿を描くことで、厳粛な関所の風景に、人の気配をそっと重ねています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
箱根宿(はこねしゅく)は、東海道五十三次の10番目の宿場として、箱根山を越える旅人たちの拠点となった宿場町です。標高約725メートルという五十三次でも最も険しい場所に位置し、江戸と京を結ぶ街道の中でも、とりわけ過酷な区間を支える存在でした。
この箱根宿の要として機能していたのが、芦ノ湖畔に置かれた箱根関所です。元和5年(1619)に設けられた箱根関所は、江戸防衛の要衝として徳川幕府が重視した施設で、旅人の往来を厳しく監視する役割を担っていました。とりわけ「入り鉄砲に出女」と言われるように、武器の持ち込みや江戸から出る女性に対する取り調べは厳格でした。
現在の箱根関所は、江戸時代後期の姿をもとに、平成19年(2007)に高度復元されたものです。渋墨塗りの黒い建物が芦ノ湖を望む立地に再現され、大番所、上番休息所、足軽番所、獄屋、遠見番所など、関所を構成していた施設群を通して、当時の制度や暮らしを立体的に知ることができ、江戸時代の交通と統治のあり方を今に伝える貴重な史跡となっています。
本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、芦ノ湖と山々に囲まれた箱根の風景と、箱根関所が持つ緊張感や威厳を、浪漫版として再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年4月18日
撮影地:箱根関所
仕事の関係で浜松に暮らしていた当時、箱根へツーリングした際に撮影した写真になります。
関東出身にも関わらず、箱根には行ったことがなく、どこにあるかも曖昧な認識でした。しかしこのツーリングを機に、箱根を実際に経験することができて、感心したのが記憶に残っています。
階段下の堂々とした関所と、奥に広がる芦ノ湖と山々の光景が印象深かったため、本作のベースとして採用しました。
位置情報
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地
現地名:箱根関所
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