浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 近江八景之内 唐崎夜雨』
制作日:2025年9月27日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は歌川広重の《近江八景之内》に描かれた唐崎の松。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、傘を差す少女の佇まいを描くことで、近江八景として知られる唐崎の夜雨を、より印象深い情景として表現しています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
唐崎の松(からさきのまつ)は、近江八景の一つ「唐崎の夜雨」で知られる、琵琶湖畔を代表する名勝です。日吉大社の摂社である唐崎神社の境内に立つこの一本松は、「琵琶湖の霊松」とも称され、古くから人々の信仰と景観の中心となってきました。
湖に張り出す岬状の地形に根を張り、対岸には近江富士と呼ばれる三上山を望むこの場所は、広い空と水面、そして松の枝ぶりが一体となった独特の景観を生み出しています。夜の雨に煙る唐崎の松の情景は、近江八景「唐崎夜雨」として定着し、江戸時代には歌川広重の浮世絵をはじめ、多くの絵画や名所図に描かれてきました。
現在の唐崎の松は三代目にあたり、樹齢はおよそ250〜300年といわれています。初代は大風によって倒れ、二代目は長年人々に親しまれたのち、樹勢の衰えにより枯死しましたが、そのたびに実生が受け継がれ、移霊祭を経て今日まで命がつながれてきました。
本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、唐崎の松が持つ霊性と、湖畔に漂う静かな情感を、近江八景「唐崎夜雨」の世界観になぞらえて再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年7月18日
撮影地:唐崎の松
仕事の関係で浜松に暮らしていた当時、滋賀方面へのツーリングで訪問した写真になります。
唐崎神社の社務所にいた女性が気さくな方で、唐崎の松の松ぼっくりをくださり、ちょっとうれしかったのが記憶に残っています。
唐崎の松と朱色の鳥居、そして柵全体が印象的だったため、本作のベースとして採用しました。
ショート動画
位置情報
所在地:滋賀県大津市唐崎1丁目7−1
現地名:唐崎の松
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