《浪漫版 東海道五十三次》『見附 霊犬悉平太郎像』

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浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 東海道五十三次 見附 霊犬悉平太郎像』

制作日:2025年12月31日

本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。

題材は東海道五十三次の28番目の宿場町・見附の霊犬悉平太郎像。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。

キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、像を見上げる少女の姿を通して、由緒ある悉平太郎像に、現代の時間性をそっと与えています。

技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop

名所について

見附宿(みつけしゅく)は、東海道五十三次の28番目の宿場町として栄えた地で、現在の静岡県磐田市見付付近にあたります。この地は10世紀に遠江国の国府が置かれたことに始まり、鎌倉時代には国衙や守護所が設けられるなど、中世東海道でも屈指の規模を誇る拠点として発展しました。

江戸時代の見附宿は、宿場町としての役割を担いながら、遠江国分寺や見付天神を中心とした信仰と生活が息づく土地でもあり、本坂通の分岐点として多くの旅人や物資が行き交いました。天竜川を控えた交通の要所であり、川止めの際には、足止めされた人々で賑わったと伝えられています。現在では宿場町としての景観は大きく変わりましたが、町の随所に、かつて東海道を支えた見附宿の歴史の痕跡が静かに残されています。

この地に語り継がれてきたのが、見付天神に伝わる悉平太郎(しっぺいたろう)の伝説です。かつて祭りのたびに人身御供を捧げるという悲しいしきたりがあった見附の地で、旅の僧の導きによって信濃国・光前寺の霊犬であった悉平太郎が呼び寄せられ、怪物を退治したことで、この慣習は終わりを迎えたと伝えられています。この伝説は、土地の人々を守った存在として今も語り継がれ、磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」にもその記憶が受け継がれています。

本作では、現地写真をもとにAI技術とPhotoshopを組み合わせ、見附宿が持つ東海道の歴史と、悉平太郎伝説に象徴される土地の記憶を、浪漫版ならではの情緒とともに再構成しています。

出典:歌川広重《東海道五拾三次之内 見附 天竜川図》
東京富士美術館蔵 「東京富士美術館収蔵品データベース」収録
https://www.fujibi.or.jp/collection/artwork/04349/

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年3月20日

撮影地:霊犬悉平太郎像

仕事の関係で浜松に暮らしていた当時、ツーリングで訪れた際に撮影した一枚です。
当時よく目にすることのあった磐田市のイメージキャラクター・しっぺいの由来が、この土地で語り継がれる悉平太郎という伝説の犬であると知ったとき、ちょっとパズルのピースがはまったような感覚を覚えました。

立派な台座の上に堂々と座る悉平太郎像を、斜めのアングルから見上げた光景が印象深かったため、本作のベースとして採用しています。

位置情報

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この記事を書いた人

AIとPhotoshopで浮世絵風アートを制作しています🎨
江戸時代の浮世絵に描かれた風景や文化、美人画などを、現代の感性で描き直し、新しい浪漫を表現します✨

また別ブログでは、珍スポットの現地レポートもしています👇
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