浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 甲州街道四拾四次 内藤新宿 追分』
制作日:2025年12月30日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は甲州街道四拾四次の最初の宿場町である内藤新宿の追分。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、雑踏の中を歩く着物姿の少女を通して、かつて街道の重要な分岐点であった追分への郷愁を、静かに重ねています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
内藤新宿(ないとうしんじゅく)は、甲州街道において江戸日本橋から数えて最初の宿場町として設けられました。日本橋から高井戸宿までは距離が遠く、徒歩を主とした当時の交通にとっては大きな負担であったことから、その中間に新たな宿場を設ける必要が生じ、元禄10年(1697年)に内藤家下屋敷の一部を上地して計画が進められ、1699年に正式に開設されました。
村落が自然に宿場へ発展したのではなく、武家地を返上して新たに造成された宿場であった点は、内藤新宿ならではの特徴です。甲州街道に新設された宿場であること、また信濃高遠藩主・内藤氏の屋敷地に由来することから「内藤新宿」と呼ばれるようになり、この名称が現在の「新宿」という地名の起源となりました。
内藤新宿の宿場町は、四谷大木戸から追分にかけて形成され、甲州街道の交通を支える重要な拠点として発展しました。その往時のにぎわいは、歌川広重が『名所江戸百景 四ツ谷内藤新宿』に描いており、江戸近郊に広がる宿場町の姿を今に伝えています。
新宿追分は、内藤新宿の西端に位置する街道の分岐点で、甲州街道と、新宿を起点として荻窪・奥多摩方面へ延びる青梅街道(成木街道)が分かれる場所でした。この地点には多くの旅人や牛馬が行き交い、人と物の流れが集中することで、宿場町の中でも特に活気を帯びた場所であったことがうかがえます。
本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、内藤新宿と追分が持つ街道の歴史と往時の空気感を、浪漫版らしい情緒とともに再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2025年12月13日
撮影地:新宿元標ここが追分
東京の自宅から、新宿の史跡散策で立ち寄った際に撮影した写真になります。
以前は新宿がなぜこれほどまでに栄えているのか理解できていませんでしたが、甲州街道最初の宿場町であったこと、そしてそれにまつわる史跡が数多く残されていることを知り、腑に落ちた感覚が強く記憶に残っています。
人通りがちょうど途切れて、交差点の見晴らしが良かったため、本作のベースとして採用しました。
位置情報
所在地:東京都新宿区新宿3丁目1
現地名:新宿元標ここが追分
その他
新宿エリアについては、別ブログ「Explore Romance」で、実際に訪れた珍スポットの現地レポートも紹介しています。興味があればのぞいてみてください!

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