浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 諸国瀧迴り 木曽海道 小野ノ瀑布』
制作日:2025年9月11日
更新日:2025年12月27日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は葛飾北斎の《諸国瀧迴り》にも描かれた木曽街道・小野の滝。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、滝を眺める小さな少女の姿を描くことで、静かな自然の景色に、人の気配と旅情をそっと重ねています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
小野の滝(おののたき)は、長野県木曽郡上松町に位置する中山道の名瀑で、上松宿を代表する名所として古くから知られてきました。木曽川本流からほど近い支流にかかる落差約15メートルの直瀑です。現在でも国道19号線のすぐ脇から望むことができ、往時と変わらぬ瀑布の姿を身近に感じられる場所です。
江戸時代には、中山道を行き交う旅人たちに一服の涼を与える景勝地として親しまれ、木曽八景の一つにも数えられました。その姿は、歌川広重・渓斎英泉による『木曽街道六拾九次』や葛飾北斎の『諸国瀧廻り』にも描かれています。また、木曽路を歩いた土方歳三が和歌に詠んだことでも知られ、名瀑としての印象が多くの人々の記憶に刻まれてきました。
明治期になると、滝壺の直上に中央本線の鉄橋が架けられ、現在では滝と鉄道、国道が近接する独特の景観を形づくっています。夏には涼風を求めて立ち寄る人々が訪れ、冬には氷結した迫力ある姿を見せるなど、四季折々に異なる表情を楽しませてくれます。
本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、中山道の旅人たちが目にしたであろう小野の滝の佇まいと、浮世絵に描かれた名瀑としての記憶を、浪漫版として再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年5月30日
撮影地:小野の滝
以前訪問して印象に残っていた木曽路に、あらためてツーリングで訪れた際に撮影した写真です。
寝覚の床のすぐ近くにあるのですが、前回は気づかず通りすぎてしまったようで、改めて足を運びました。
このような名瀑でありながら、滝の上には鉄橋が架けられていて、ちょっとびっくりです。
滝はもちろん、北斎の浮世絵に描かれているような祠も一緒に写っている光景が印象的であったため、本作のベースとして採用しました。
位置情報
所在地:長野県木曽郡上松町荻原
現地名:小野の滝
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