《浪漫版 六十余州名所図会》『甲斐さるはし之図』

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浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 六十余州名所図会 甲斐さるはし之図』

制作日:2025年9月29日

本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。

題材は歌川広重の《六十余州名所図会》にも描かれた甲斐・猿橋。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。

キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、橋の上に立つ少女を小さく配置することで、風景の静けさにそっと寄り添うような情緒を表現しました。

技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop

名所について

猿橋(さるはし)は、山梨県大月市を流れる桂川の深い渓谷に架かる橋で、「岩国の錦帯橋」「木曽の桟」と並ぶ日本三奇橋の一つとして知られています。切り立った渓谷に架かるその姿は、甲州街道随一の名勝として古くから人々に親しまれてきました。

橋脚を一切用いず、両岸から張り出した四層の刎木(はねぎ)によって支えられる独特の構造が、猿橋最大の特徴です。長さ約30.9メートル、幅3.3メートル、高さ31メートルという規模を誇り、深い谷に橋を架けるための高度な技術がうかがえます。

その起源には、推古天皇の時代、百済から渡来した造園博士・志羅呼が、猿たちが連なって谷を渡る姿から着想を得て橋を完成させたという伝説が残されています。江戸時代には歌川広重が『甲陽猿橋之図』や『六十余州名所図会』に描き、その珍しい構造美と景観が広く知られるようになりました。

現在の猿橋は、江戸時代の資料をもとに復元されたもので、渓谷の自然と調和した姿を今に伝えています。本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、猿橋が持つ構造美と静かな渓谷の情景を浪漫版らしい表現で再構成しています。

出典:国立国会図書館デジタルコレクション
歌川広重《六十余州名所図会 甲斐さるはし》
https://dl.ndl.go.jp/pid/1308314

作品の元になった現地写真

撮影日:2024年11月11日

撮影地:猿橋

都内の自宅からツーリングで猿橋を見に行った際の写真。
観光客は年配の方が多かった印象があり、やはり“渋めのスポット”らしい落ち着いた雰囲気を感じました。

大きな猿橋を余すことなく写せており、江戸時代の浮世絵と同様に紅葉も映り込んでいたため、作品のベースとして採用しました。

ショート動画

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この記事を書いた人

AIとPhotoshopで浮世絵風アートを制作しています🎨
江戸時代の浮世絵に描かれた風景や文化、美人画などを、現代の感性で描き直し、新しい浪漫を表現します✨

また別ブログでは、珍スポットの現地レポートもしています👇
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