浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 日光街道二十一次 千住大橋』
制作日:2026年1月16日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は日光街道の1番目の宿場町である千住宿の千住大橋。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、川沿いを歩く少女の姿を通して、近代的な千住大橋の光景に、江戸の記憶をそっと重ねています。
また本作では、夜空に輝く星空の表現に初めて挑戦し、千住大橋の静かな夜の光景を描き出すことを試みました。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] meinamix_v12Final
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
千住宿(せんじゅしゅく)は、日光街道および奥州街道の日本橋から最初の宿場町として設けられた、江戸四宿のひとつです。荒川(現在の隅田川)に架かる千住大橋を起点に、陸路と水路が交差する交通の要衝として発展し、江戸と北国を結ぶ玄関口の役割を担ってきました。
文禄3年(1594)、徳川家康が江戸入府後に初めて架けた橋が千住大橋であり、この架橋を契機に千住の地は宿場町として本格的に整備されます。荒川・隅田川・綾瀬川が合流するこの一帯は、水運と陸運をつなぐ結節点として多くの物資と人の往来を集め、橋戸河岸や青物市場が置かれるなど、江戸の台所を支える中継地として栄えました。
千住宿は行楽地としても知られ、浮世絵や絵画の題材となる風景が数多く描かれており、また松尾芭蕉が「奥の細道」へと旅立った場所としても知られ、旅立ちと往来の記憶が重なる土地でもあります。
現在の千住大橋は昭和2年(1927)に架け替えられた鉄橋ですが、その姿は今も川と街を結ぶ線として、この地の歴史を静かに伝えています。宿場町としての賑わいは姿を変えながらも、千住の街には、街道と水辺が交錯してきた時間の層が今も息づいています。
本作では、現地写真をもとにAI技術とPhotoshopを組み合わせ、千住宿と千住大橋が育んできた往来の記憶と、水辺の風景がもつ静けさを、浪漫版として再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2025年10月19日
撮影地:千住大橋
東京の自宅から、千住地域を散策した際に撮影した写真になります。
AIで近郊の史跡を調べている中で、電車ですぐ行くことができる北千住がかつて日光街道の宿場町で、現在でも史跡などが残っているということを知り、時間を置かずに訪問しました。
千住大橋と隅田川の織り成す構図が印象的であったため、本作のベースとして採用しています。
位置情報
所在地:東京都足立区千住橋戸町
現地名:千住大橋
その他
江戸時代の武蔵国足立郡の地域については、別ブログ「Explore Romance」で、実際に訪れた珍スポットの現地レポートも紹介しています。興味があればのぞいてみてください!


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