浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 名所東都百景 芝愛宕山 出世の階段』
制作日:2026年1月1日
本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。
題材は歌川広重の《名所江戸百景》にも描かれた芝愛宕山にある愛宕神社・出世の階段。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。
キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、振り返る巫女姿の少女を描くことで、参詣者とともに、これから出世の階段を上っていくような印象を重ねています。
技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop
名所について
愛宕神社(あたごじんじゃ)は、東京都港区愛宕一丁目、愛宕山の山頂に鎮座する神社です。慶長8年(1603年)、江戸に幕府を開いた徳川家康の命により、防火・勝運の神として創建されました。愛宕山は標高約26メートルと、東京23区内に残る自然地形としては最も高い山であり、江戸の町を護る信仰の地として重視されてきました。
創建当初より幕府の篤い崇敬を受け、社殿はたびたび寄進や再建を重ねてきましたが、江戸の大火、関東大震災、東京大空襲など幾度もの災禍により焼失と復興を繰り返しています。昭和33年には氏子中の寄付によって本殿・拝殿などが再建され、現在の姿に至っています。四季折々に表情を変える境内は、都心のオフィス街にありながら、今も人々の憩いの場となっています。
愛宕神社を象徴するのが、正面に設けられた急勾配の石段「出世の石段(出世の階段)」です。この石段は、寛永11年(1634年)、三代将軍・徳川家光の命により、四国丸亀藩士・曲垣平九郎が馬に乗ったまま駆け上がり、山上の梅を献上したという故事に由来します。この逸話は講談『寛永三馬術』として語り継がれ、平九郎は一躍「日本一の馬術の名人」と称えられました。
現在の男坂は86段、約40度の急勾配で知られ、成功や昇進を願う人々が今もこの石段を登り、参拝に訪れています。歴史と伝承が折り重なるこの場所は、江戸から現代へと続く「出世」や「志」の象徴として、変わらず人々を惹きつけています。
本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、愛宕神社と出世の階段が持つ歴史的背景と、年始にふさわしい前向きな空気感を、浪漫版として再構成しています。

作品の元になった現地写真

撮影日:2021年10月16日
撮影地:愛宕神社 出世の石段
コロナ禍ではありましたが、感染者数が落ち着いた時期に東京へ戻った際に撮影した写真だったと思います。
東京出身でありながら、芝方面へ行った記憶があまりなかったため、改めて足を運んだことで新鮮な印象を受けました。
赤い鳥居、愛宕神社の提灯、出世の階段と書かれた案内板、奥へと続く階段など、どれも印象的であったため、本作のベースとして採用しています。
位置情報
所在地:東京都港区愛宕1丁目5−3
現地名:愛宕神社 出世の石段
その他
愛宕神社のあった江戸時代の品川エリア周辺については、別ブログ「Explore Romance」で、実際に訪れた珍スポットの現地レポートも紹介しています。興味があればのぞいてみてください!




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