《浪漫版 東海道五拾三次之内》『品川浦船溜まり』

目次

浪漫版イラスト

タイトル:『浪漫版 東海道五拾三次之内 品川浦船溜まり』

制作日:2026年1月6日

本作は、現地写真をもとに Stable Diffusion と Photoshop を組み合わせ、浮世絵風の構図と現代キャラ表現を融合して制作しています。

題材は東海道五十三次の1番目の宿場町・品川の船溜まり。
江戸時代からの名所を、現地の空気感と浪漫版特有の情緒を組み合わせて再構成しています。

キャラクターには落ち着いた和装を採用し、浮世絵の世界観になじむ穏やかな雰囲気を添えています。
本作では、船溜まりを見つめる少女の姿を通して、かつての江戸時代への郷愁を、そっと現在の風景に重ねました。

また、本作では初めて水面にも空と同じようなグラデーションを施すことに挑戦し、水辺に漂う静けさや時間の深さを表現しています。

技術スタック
[AI Tools] StableDiffusion
[Model] AnythingXL_v50
[ControlNet] Canny
[Prompt] Original
[Others] Photoshop

名所について

品川宿(しながわしゅく)は、東海道五十三次の第一宿として、江戸と西国を結ぶ交通の要衝に位置した宿場町です。慶長六年(1601年)、中世以来港町として栄えていた品川湊の近くに設置され、北は北品川、南は南品川、さらに歩行新宿を含む一帯が、江戸の玄関口として大きな賑わいを見せました。参勤交代の大名や諸国からの旅人が行き交い、旅籠や茶屋が軒を連ねるなど、五街道の中でも特に重要な宿場として発展していきます。

品川宿は、陸路だけでなく海路とも深く結びついた宿場でした。目黒川河口に広がる品川浦は、かつて「御菜肴八ヶ浦」の一つとして江戸城に魚を納める漁村に定められ、豊かな水揚げと海苔養殖によって栄えた土地です。湾内には漁船や屋形船が舳先を並べる船溜まりが形成され、宿場町の賑わいと漁村の暮らしが水辺を介して重なり合う風景が広がっていました。

昭和期の東京港建設により、漁場としての役割は終えましたが、現在も船溜まりには釣船や屋形船が係留され、水面には古い家並みと再開発された高層ビル群が映り込みます。江戸の宿場町としての記憶と、現代都市としての姿が同時に立ち現れるこの場所は、時代の移り変わりを静かに物語る水辺の風景を今に伝えています。

本作では、現地写真とAI技術・Photoshopを組み合わせ、品川宿と品川浦船溜まりが育んできた歴史と、水辺に漂う静かな時間の気配を、浪漫版ならではの情緒とともに再構成しています。

出典:歌川広重《東海道五拾三次之内 品川 日之出》
東京富士美術館蔵 「東京富士美術館収蔵品データベース」収録
https://www.fujibi.or.jp/collection/artwork/04322/

作品の元になった現地写真

撮影日:2025年10月4日

撮影地:品川浦船溜まり

東京の自宅から、品川の史跡散策で立ち寄った際に撮影した写真です。
以前から東海道五十三次の宿場町であることを知っていましたが、正直なところ、見るべきものが残っているとは思いもしませんでした。しかし、AIで近郊の史跡を調べている中で、意外にも史跡が多く残っていることを知り、時間を置かずに訪問しました。

東京とは思えないほど、水面に浮かぶ船や建屋の風景に郷愁を感じたため、本作のベースとして採用しています。

位置情報

その他

江戸時代の品川エリア周辺については、別ブログ「Explore Romance」で、実際に訪れた珍スポットの現地レポートも紹介しています。興味があればのぞいてみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

AIとPhotoshopで浮世絵風アートを制作しています🎨
江戸時代の浮世絵に描かれた風景や文化、美人画などを、現代の感性で描き直し、新しい浪漫を表現します✨

また別ブログでは、珍スポットの現地レポートもしています👇
ExploreRomance

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次